一気に増える店舗数
500円ワンコインで海鮮丼を提供する店が出てきた。
いや「出てきたなあ」ぐらいに思っていたら、一気だった。
最初は「都会にちらほら見るなあ」ぐらいだったのに、けっして都会とは言えないウチの近所に2軒も出来たほどだ。皆様も同じような感じではないか?と思う。
店はテイクアウトを基本にしつつ、イートインもある店舗形式で、街中だとイートインが基本になってくる。
500円海鮮丼店舗の最大手と思われるチェーンのWEBサイトを見ると凄い。
北海道から沖縄までくまなく出店している。2014年時点で100軒はあっさり突破していて、正直、今の店舗数は数えたくないぐらいになっている。
500円のお得感
やはり安い。海鮮丼の値段のイメージと言えばどうだろう?そりゃ中身によるが、ウニいくらトロが満載というトップの写真のような物ならかるく3000円を超えるだろう。マグロにイカにホタテというような中身でも1300円ぐらいは覚悟するだろう。
それが500円!安い!そりゃクオリティは落ちる。落ちるよ。しかし海鮮丼が500円だぜ。許そうではないか、ナンにでもピンキリはある。
メニューも豊富。刺身やシャリの増量をしなければ大体500円ぐらいだ。一般的な海鮮丼にマグロ尽くしや、えびアボカドなんてのもあったりする。ぜんぶ500円。上記の丼丸グループは完全なオーナー任せのフランチャイズらしいので店舗によってメニューも値段も違うらしいが、どこでも大体500円の基本は外していないようだ。
本当に得なのか?
つい試してしまったのだ。かっぱ寿司を持ち帰りで食べたときの事だった。
(回転寿司の家への持ち帰り用メニューは結構、いや相当お得です)
つい、寿司⇒海鮮丼への変化を!
500円分、回転寿司なら5皿分、10貫だ。
まず10貫分のシャリを丼へ これはすこし少ないようだ。
つぎはネタだ。まぐろを二枚、サーモンを二枚、イカを二枚、えびを二枚
置けない!!!多すぎる!!
この時点でいつもの500円海鮮丼より豪華になってる!
さらに上に2巻分のいくらも乗せて
これで500円分、あれれれれ???シャリは少ないが見た目にははるかに豪華になっちゃった。
味もまあ同じレベルだ。十分満足なんならちょっとこっちのほうが・・・・
店が急増する理由は?
これは・・・・・
まず原価は間違いなく合うのだろう。上で試したとおりだ。
それに回転すしに必要な設備が要らない。
しゃりを握るマシーンも、回転するレーンも。
作業も簡単だ。めしを盛って、その上に刺身を乗せるだけ。
従業員も少なく済む。開店資金も少なく、小さな店舗で即営業できる。
なるほどなあ。間違いなく利益率も良いだろう。
余計な事を試したしたばかりに
これからはお得感でニコニコしながら海鮮丼が食べられなくなりそうだ。