ダメなのは知ってるけど

ささくれ千切っちゃったりする

美味しんぼ 山岡士郎を断罪する!

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山岡士郎とは

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第一巻より

みんな知ってる山岡さんである。美味しんぼの主役であり、いつも二日酔いでギャンブル狂いの駄目サラリーマンなんだけど、圧倒的な特技があり、決める所はビシッと決めるカッコいい男なのである。権力にも媚びず、大人物にも物怖じしない。ヨレヨレのスーツもかっこよく見えてくるのだ。稀代の芸術家であり美食家、政財界にも顔の効く超大物、海原雄山の実子であるが、母親を不幸にした父を憎んでおり、関係を絶っている。

そんなところもカッコいいのだ。

まあみんな知ってるよね。いまさら美味しんぼに説明はいらんよね!

キンドル版もあるぞ!

美味しんぼ(1) (ビッグコミックス)

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 山岡士郎を告発したい

その山岡さんを告発したい。かっこよくて大好きな山岡さんだが、本当にそうだろうか?と思うことも多いのだ。

そもそも父親を憎んでいるっていうのも、大好きな母親が亡くなったことに対しての逆恨みだ。

エディプスコンプレックス丸出しマザコン野郎と言えなくも無い。

山岡さんはその食に対する圧倒的な知識や技量で、様々な問題を解決していくのだが、大嫌いで、関係を絶ったはずの父親海原雄山の七光りを使いまくる場面もよく目にするのだ。

そこで、とりあえず1巻から3巻までにて検証していきたいと思う。

 

山岡士郎を断罪していこう

そもそもなんでクビにならないのか?

東西新聞社に務める駄目サラリーマン、山岡士郎。

その駄目っぷりが散々に描かれた後で、圧倒的な味覚の鋭さを見せつける。

只者じゃない感たっぷりでカッコいい!普段とのギャップがいい。

 

でも、ちょっと待って欲しい。

 

この画像が、この漫画、美味しんぼにおける主役である山岡士郎の初登場シーンである

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1話より山岡初登場シーン

居ないじゃないかって?よく見て欲しい。赤で囲ったである。

ニュウと出た手が山岡士郎その人なのである。酔っ払って会社に泊まって寝ていたのだ。それにしてもすごい登場シーンだ。100巻以上続く超メジャー漫画の主役とは思えない。

そして、これが1話のラストシーンだ。

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1話よりラストシーン

仕事中に資料室で寝ているのだ。アイマスクまでしてガチンコで眠る気満々である。

ウトウトしてたなんてかわいいもんじゃない。この男、本気である。

奥でしゃがみこんで資料を探しているであろう仕事中の人などお構いないなしに、椅子を8個も占領して寝てしまうのだ。後姿が悲しいなあ、資料探しの人。

挑む!!なんてカッコよく締めくくってるけど、このだらしない寝姿である。

挑む!!なんて勇ましい言葉とはまったく似つかわしくない絵である。口開いてますよ。

それにしても寝てばっかりいるのだ。初登場シーンも寝ていて、ラストも寝ている。

日中も競馬新聞ばかり見ていて、まったく仕事をしている様子が無い。

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1巻2話より

山岡を探す栗田女史のシーンであるが、この通りである。

どこかで昼寝をしているか、外に出て行ったら競馬なのだ。

毎日この様子らしい。仕事中に堂々と競馬場に行ってしまうのだ

これでは他の社員に示しがつかない。士気が下がるよ。コレで給料もらえるんだもん。

おかしくない?いくらなんでも。さすがにクビでしょ?これ?

っていうかクビにしろよ!

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1巻6話より

ごもっともです!

 

でも、クビにならない。

そう、このクビにならなかった理由こそが親の七光りなのである。

なぜ首にならないかの理由がお父さんの存在なのだ。

さて説明をしよう。

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1話 谷村部長、初登場

彼こそ、山岡が所属する東西新聞社、文化部のトップである谷村部長だ。

そして彼こそが、あの駄目社員を首に出来る人物なのだ。見た目からもなかなかに仕事の出来そうな男だ。そんな男がなぜ、あんな駄目社員を首にしないのか?

 

豆腐と水、あまり味のしないこの二つを見分けろという難問を出したシーン。

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1話より

駄目社員の山岡が正解して、皆びっくり。一人ニヤリとする部長である。

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1話より

そして、やはり発言である。なにがやはりだよ。この男、何かを知っている。

そしてその答えがコレだ。

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7話より

1巻7話より、すでに山岡が海原の息子であることが社内にばれてしまったあとだ。

赤線の部分

うちの谷村は承知しておったようですが

うちの谷村は承知しておったようですが

うちの谷村は承知しておったようですが

そう彼だけは知っていた。山岡が大物の息子だと言うことを

 

七光り炸裂

 

そりゃ、味覚や料理の知識などは、山岡さんの実力です。すごいモンです。

味覚や料理の知識を見せ付けた後なら、クビにしないのもわかります。

しかし、それを発揮していない状態です。普段駄目でも実力があるから置いておく。それならいいんですが、そもそも、実力があることを見せていない。だーれも知らないんです。東西新聞社でぶっちぎりの駄目社員で有名なんです。仕事をしない。寝ている。競馬場に行ってしまう。クビにしないほうがおかしい。

しかし、谷村部長は履歴書なんかで知ってたんだね。そもそも戸籍上は海原のはずだ。

全然仕事しないけど、一応、海原雄山の息子だしな。で置いてもらっていた。

なんかあるでしょ?山岡くん。海原雄山の息子だし。美食とか芸術に詳しいかもしれない。

そしてたまたま究極のメニューの仕事が来たので、ばっちり適材適所になったが、本来なにもない社員なら、実力を発揮する前にクビですよ。寝てんだもん。

山岡さんと同じ能力をもった人が社内に居たとしても、あの勤務態度ならクビです。

ちなみに山岡さんは三流大学に浪人して入り、更に留年までしている。

一流企業である新聞社に入社できたのこと自体がちょっとおかしいのです。

もしかしら入社できたこと自体が七光りかもね。

毎日仕事しなくて寝てばっかりいたら

俺やお前らならクビだかんな!!

もしあなたの親が大物なら許されるかも知れないけどな!

 

海原雄山を嫌う、リトル海原こと山岡士郎

さてさて、山岡さんと言えば父親、海原雄山との確執である。

どんな理由で確執に至ったか、山岡さんの主張をちょっと見てみよう。

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1巻6話より

食い物の味なんぞに異常なまでにこだわり、家族を不幸にした。から嫌いなのだ。

それにしても凄まじい文章である。

食い物にこだわっていることに嫌悪が感じられる。なんぞに異常に!だもん。

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1巻7話より

同じ主張である。ほぼ同じ事を言ってることに、重みを感じる。

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1巻7話より

家族を不幸にしたって?どういうこと?

お母さんが死んだのは、お父さんのせいだ!って主張なのさ。メシがまずい!って、いつも怒っているお父さんのせいで、お母さんは死んだんだ!ってことらしい。

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1巻6話

その結果がこれ、縁を切って、母方の姓を名乗るようにまでなってしまった。

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1巻6話

そして、これである。俺は、お前のようにはならんぞ!!!

強い主張!

そうだ!そうだ!山岡さん!そんなひどい奴になっちゃ駄目だよ!

しかし、父を憎むあまり、その矛先は食通全員に対して向けられる。

食い物の味なんかにこだわってる奴全員死ね!って感じ

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1巻2話より

食通に喧嘩を売る山岡さん!

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1巻2話より

つい意地になったけど、食い物のことなんてどうでもいいのさ!

 

しかし、山岡さんはサイコパス野郎だった。

断罪せざるを得ない。

ほぼ親父と同じ行動を繰り広げる山岡さん。

俺はそんな人間になりたくないんだ!

って言ってたあなたはどこに・・・・・

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1巻7話より

お吸い物を食べて味が気に入らず、女将を呼びつける雄山である。食べ物がまずいと文句をつけなきゃ気が済まないんだよ。この男は!

山岡さんが嫌って当然だね!

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2巻1話

食べ物が気に入らずに文句を付け出す山岡さん・・・・おい!

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1巻3話

ただ言わずにおれなかった・・・のか。山岡さん、ソレ雄山だって一緒じゃないの?

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2巻1話

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2巻2話

どうしてあなたはそうなの?

本当に悪い病気だわ

これ、おそらく海原雄山の元にいた時代の山岡さんと同じ気持ちだと思うよ。

山岡さんだって料理にぶちきれる雄山に対して、どうしてそうなの?病気だわって思ってたはずでしょ?

それが

「まずいものはまずい 正当なことを言っているだけだよ」 ってアンタ。

じゃあ雄山も許したれや!一緒やんけ!

このサイコパス野郎!

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3巻4話

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2巻4話

肉には醤油!!!味覚もそっくり!やっぱりあんた息子だよ!

嫌ってる親父にそっくりすぎる山岡さん。有罪でしょ?

七光り野郎山岡

まあ同じ事をやってしまってはいる。

やってしまってはいるが、やっぱりお父さんは嫌いな山岡さん。

母方の姓を名乗り、もう親父の世話にはならん!!といった意気込みである。

しかし、ここにも有罪案件が!

嫌ってる割には親父を利用しまくる山岡さんなのである。

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1巻5話

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1巻5話

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1巻5話

見ての通りよ。

平気で親父の息のかかった所に頼りに行く。

しかも大柄な態度だな、お前。相手は明らかに年上よ?

当時、山岡さん27歳である。はっきりいって小僧だよ。

そんな奴になんで年上の牧場長は超絶敬語でビクビクヘコヘコしてんの?

理由は一つだよね。

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1巻9話

はい、これもそう。親父の息のかかった人に頼ってる。

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1巻9話

雄山の息子じゃないと借りられないぜ

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3巻2話

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3巻2話

大物を招聘する山岡さん。でもお父さんの師匠

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2巻5話

海原雄山の名こそでないが、高級店にやたら顔が利き、けっこうな無茶を引き受けてくれる場面は、めちゃくちゃ出てくる。

これっておかしいよね。海原のぼっちゃん!とは言われてなくても、そういうことでしょ? 有罪です。

愛すべき山岡士郎、その魅力

しかし、やっぱり山岡さんが好きだ。

海原雄山に似てる所も多いけど、山岡士郎オリジナル。山岡さんだからこそ・・ってのも多いのだ。上記の有罪案件を一気に帳消しにする山岡さんの魅力だ。

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1巻2話

当たり前だが、知識だけじゃなく料理の腕も抜群だ!かっこいいぜ!

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1巻3話

寿司のシャリをCTスキャンにかける。この発想。これはさすがの雄山もやらないでしょ?

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1巻4話

ホームレスの知り合い。競馬と酒浸りの日々を送っていた山岡さんならではの魅力。これは山岡さんならではの魅力といえる

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1巻4話

飲みに誘われるもそっと抜け出し、ホームレス達と楽しく酒盛り

そして、最後のなんともいえない寂しげな表情

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1巻5話

上司に鼻くそをつける山岡さん。

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1巻5話

素直にフランスを褒め、ちらりと栗田さんに目線を送って献杯。

めちゃくちゃカッコいい!これは栗田さんも惚れる。

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1巻6話

「誰にも会いたくねえんだ!!」

雄山とのことで傷つき、大事な競馬新聞を地面に叩きつけ、電車に乗って去っていく山岡士郎。

この表情は反則だって!

女子はきっと母性本能くすぐられすぎて頭がおかしくなるに決まっている。鈍感だけど意外ともてる山岡さんの秘密はそんなところにあるのかもしれない。

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2巻4話

基本的に山岡さんの飲酒シーンは超決まっている!かっけえ!

みんな真似しよう。ハンドポケットでグラスを持て!!!

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3巻7話

なにこの発言。かっこよすぎだろ。一度は口に出してみたい台詞だ。

口直しにジャズでも聞いて帰ります、だぜ?

アメリカから来たシンガー、だぜ?

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3巻9話

大物を掌で転がす山岡さん。あっという間に気に入られちゃう。

ふっふっふ・・・

 

結局、美味しんぼ読者も山岡士郎に夢中なのであった。

有罪案件多いけど、陪審員は山岡さんに夢中になるから

無罪だね!

 

↓ちなみにアニメの出来もサイコーだ。

 たまにやってた実写ドラマもどの役者のバージョンも全部面白かったし

 優秀なコンテンツなんだな!

 

美味しんぼ DVD BOX1

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美味しんぼ 111 (ビッグコミックス)

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でも最近のは↑ちょっとな!