歳を取ったら急に演歌を聴いて時代劇を好むようになる訳ではなく、その世代は若い頃からそうだっただけ、年齢の変化で趣味が変わる人も居るだろうが、どちらかというと若い頃に好きだったことを歳を取ってもやり続けているのが多数派っぽい。
だからきっと俺達は爺さんになってもマンガなどを気にしている世代になるだろう。
ゲーム、マンガを愛好することはきっと子供っぽい行為ではなくなり、「あ~年寄りってゲームとかマンガって好きだよね。俺らも歳取ったら格闘ゲームとかすんのかな?」なんて言われたりしてね。想像つかないけど。
ビートルズは悪魔のロックで不良の音楽だったらしい。優しいメロディーの古典的に聴こえる曲が、激しいロックだった時代もあったようだ。逆に俺達は、それを理屈ではなんとなくわかるけど、どうしてもピンと来なかったりする。今若者がビートルズ聴いてたりすると褒められそうだものな。昔は怒られた行為なのに。俺らはマンガ読んでるとよく思われなかったけど活字の本なら少なくとも悪くは思われなかった。何なら褒められた。しかし、上の世代は活字でもエンタメ小説は怒られたようだ。自分らと同じ行為をする若者はOKなのかな?
今は既に俺達の愛好してた2D格闘ゲームはおっさんの趣味だし、俺達のインターネットである2ちゃん(今は5ちゃんか)も世代交代することなくおっさんのたまり場、マンガも大ヒット作品以外を支えてるのは俺達ジャンプ黄金期を知る世代だ。
いい歳してゲームや漫画、2ちゃんねるに興じていると、なんとなく気恥ずかしい。
でもやめられない。新しいこともするんだけど、なんとなくソコへ戻ってしまう。やっぱりこれは俺達のというようなものはどうしてもあるみたいだ。
ひとつ気になるのは、上の世代も同じような気恥ずかしさはあったんだろうか?
いい歳して、小説読んだり、演歌聴いたり、時代劇観たり、
まるで俺達子供のままだな。
なんて
そして俺たちはマンガ読む若者を積極的に褒めなくてはいけないな。
偉いぞ!マンガを読むなんて、感心な若者だ!と