やはり中古ってのは問題があるな。
自分でしっかりチェックすらしていない製品だった。
家に届いて一週間、故障箇所を発見する。それなりに重要な箇所だ。
保証もない上に、どうやら、部品取り寄せも出来ない。
しかし、中古とはいえ、まあまあ高かった。買ってもらったから文句も言えない。
じゃあどうする?
修理を楽しもうぜ!!!!!
ハラチェアとは
左右別れた座面の形状が特徴的、韓国のメーカーらしい。
座り心地はよくない代わりに腰や骨盤を何とかしようとしてくれているのを感じる。身体によさげだ。
故障箇所の確認
向かって右側にグッと力を加える。
折れてるというか割れてるね。
材質はプラっぽいなあ。
左側はなんともないから、明らかにおかしい。
故障している座面を外そう
丁度、取り付けられている金具から折れてしまっているのが解かる。
結構飛び出してしまっているから、経年で力が加わっていればいかにも折れそう。
一番負荷が掛かりそうな場所だ。
この金具でしか本体とは繋がっていないので、ここのボルトを外せば簡単に取れそう。
簡単!簡単!(ちなみにボルトは4箇所)
っていうかこの部品だけ売ってくれりゃ解決なのに、検索しても見つからんのよ。
被覆を取ろう
合皮を裏側でとめてる。ステープルを打ち込んであるのか・・・
ウチにはガンタッカーなんて無いぞ!まあいい、とりあえず外そう。
プチプチ、1個ずつ抜いていく。メンドクサイ!
この紐は特に意味無く、合皮と真ん中の不織布の境をかっちょよくするだけのものらしい。
とりあえず真ん中の不織布を外そう。
故障箇所を視認
正しい修理、補修方法
ああ、キレーに割れてるわ。逆に補修は簡単だ。
色々な方法がある。
ある、が、めんどくせえ!
合皮も全部外して、補修後に張り直すのすっごい嫌!
修理を楽しもうとか言ってスイマセン!
正しくは、全てを取り外して、樹脂部分を接着する。
注意、多分普通の接着剤じゃつかんぜ、これ。 PPっぽい。
↑ こういうの使って接着。
ほんでパテで補強。(パテもPPいけるヤツ使うのが吉)
そしたら合皮を被せて元に戻す。
これが一例
そして、多分一番いい補修方法は
接着剤でつけた後に ↑ こういうのを使って
ガラス繊維入りのクロスを割れたところの上下に 貼り付けて、専用液をかけて硬化させる。コレなら相当強度も高いだろう。
でも、メンドクサイ!!!!!
主に、合皮を綺麗に張りなおすのが!!
面倒くさがり専用俺流補修法
不恰好でもいい、治っていれば!
なので、完全に駄目なやり方で補修しました。
ステーで引っ付けるだけ・・・・
木ネジでチュインと引っ付けただけ・・・
しかも下側から・・・
せめて上からなら効果もあるだろうけど・・・
一応、引っ付いてはいるが、強度は期待出来ない。
力が掛かることが続けばステー自体がふにゃっと曲がってしまうことだろう。
ちなみに真ん中のガムテープはずれない様に貼っただけ。
だから、こう!
最初に戻るが、椅子本体の金具の所から折れてしまっているのだ。
ならば、金具を折れていない所まで延長しよう。
本体と座面を繋ぐボルトにステーを追加!
右、左を比べると右側だけサイボーグだな。
しかし、折れてしまっているところは下からステーがしっかり支えている。
強度はほぼ完璧でステーも薄いものを選んだので座り心地に変化は無い。
っていうかガムテープは外そうね。
コレなら数分で直せるし、掛かる金額もステー代だけ
こんなのホームセンターで百円~って感じですからね。
もう1個の座面が壊れても同じ要領で直そう。
そして、こんな目立つ直し方しちゃったからもう売ったりできない!
今後も壊れたら直す!壊れたら直す!でやっていこう。
修理もエンタメだから!
直し方考えるのってちょっと楽しかったり。
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